先端医療的がん治療, 統合 医療

不安感がガンを悪化する

不安があるとガンの重症度が高まることは普通に考えてもむべなることかなと思っていた。しかし、こうして動物実験でさえ明らかだとすると人間のように複雑な思考を持ち、感情を理解することのできる生き物にとってはこれはマウス以上の影響があると考えるのが当然だろう。そう思うと不安感を抱く精神的肉体的環境はガン患者にとってはよいことは何もないということだ。ひとつは治療法が何もないという「余命宣告}だけはしてはいけないことだろう。我々は医療者であり、いつかは何らかの病気の患者になる。そのときに希望のない状況に陥ることだけは避けたいと思う。どんな患者のこころにも、いつでも希望を与えられる医師になりたいものだし、そんな希望を持てるように医療自体も進歩して欲しい。***********************不安によって癌の重症度が高まることが、マウスを用いた研究によって明らかに/スタンフォード大学http://www.cancerit.jp/17529.html心配性の人、落ち着きのない人、生来神経質な人たちには、本当に憂慮すべきことがあるかもしれない。癌の加速進行である。スタンフォード大学医学部の研究者ら... 詳細を見る

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瀉血療法は有効である~古くて新しい治療法

瀉血は、実は有効である!面白い文献が載っていたので簡単に訳して紹介する。瀉血療法は、ジョージワシントンがその過剰な瀉血で死亡したためもあり、医学会では忘れられた治療法になりつつあるが、一部の肝臓疾患や自己免疫疾患では細々と研究されている。今回は高血圧症と心臓血管疾患、そしてメタボリックシンドロームについて記載されていたのでここに紹介する。*******************************************ジョージワシントンに行われた瀉血療法は高血圧と心臓血管疾患の治療に有効であることが新たな研究でわかってきた。21世紀の瀉血療法は、心血管リスクを低下させるScienceDaily(2012年5月29日)-既往歴全体に及ぶ放血の診療が大部分の疾患にほとんど影響を及ぼさない間、Itはそれのようである、そして、診療は19世紀に断念された、BioMed Centralの開いたアクセス学術誌BMC Medicineで発表される新しい研究は献血がメタボリックシンドロームで肥満人々のために本当の有益性を持つことを証明する。放血の2つのセッションは、心血管疾患の血圧と標識を改善するの... 詳細を見る

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砂糖は心臓病、ガン、糖尿病、肥満、肝不全などの原因となる

カナダのオルソモレキュラー学会のニュースから引用した。砂糖が体に悪いことはなんとなく知っているが「ネイチャー」にも論文が載ったことが面白い。ネイチャーは非常に評価の高い世界的な学会雑誌である。そこにこのような「砂糖が体に悪い」というストレートな論文が提出されて、これを査読、評価して掲載することになったのは驚きでもある。砂糖マフィア?というものが存在するかどうかはわからないが、経済的利益のために庶民を食い物にする構造はどこの国にもあるから、それらからの妨害がないかも心配である。***************************http://orthomolecular.org/resources/omns/v08n14.shtmlロバートG.スミス博士による社説評判の高い学術誌「ネイチャー」の(2012年4月24日OMNS)に掲載された最近の記事は、広く清涼飲料と他の加工食品で利用可能な、糖(特にフルクトース)が多くの重い非伝染性疾患(例えば心臓病、癌、糖尿病、肥満と肝不全[1,2])の原因となると説明している。その理由の1つはフルクトースである、アルコールのような他の高カロリーの物... 詳細を見る

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ビタミンC点滴療法~すい臓がんに対する臨床試験

点滴療法研究会から新しい情報が入った。そのまま転載します。すい臓がんに対してビタミンC点滴と抗がん剤の併用例です。やはり併用が一番患者さんにとってはメリットがあると思います。【文献情報】ジェファーソン大学で膵臓癌に対するIVC第1相試験の結果を発表──────────────────────────────────■「高濃度ビタミンC点滴療法第1相試験:転移を有する膵臓癌に対するゲミ  シタビンとエルロチニブとの併用」2012年1月に米国トーマス・ジェファーソン大学ならびに国立衛生研究所(NIH)で転移を有する膵臓癌に対する化学療法と高濃度ビタミンC点滴療法(IVC)との併用について第1相試験の結果が論文として発表されました。転移を有する膵臓癌患者14例に週3回×8週間のIVCを実施、ゲミシタビンとエルロチニブとの併用の効果を検討した。15回の重大でない有害事象、8回の重大な有害事象が認められたが、全てがゲミシタビンとエルロチニブに由来する事象であった。9例がプロトコルを終了、7例は病状が安定、2例は進行した。ゲミシタビンとエルロチニブの治療にIVCを併用することで有害事象がより増加す... 詳細を見る

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■■放射線被爆障害の治療法最新版 【2011年3月20日】■■

今回の東北関東大震災には日本中の人々が心を痛めていると思います。こうした災害の実情を映像で見ると、人間がいかに無力で自然の中でやっと生かされているのだと気がつきます。今回の震災の被害で現在も続いている大問題は放射線の影響でしょう。風に乗って飛散する放射能、また放射性物質の内部被爆を防がねばなりません。そのための方法が学会から発表されました。サプリメントの投与方法はクリニックに来ていただければ調合してお渡しできます。■■放射線被爆障害の治療法最新版 【2011年3月20日】■■1年前の3月に防衛医大から鍵となる重要な論文がでていました。Yamamoto T et al: Pretreatment with Ascorbic Acid Prevents Lethal Gastro-intestinal Syndrome in Mice Receiving a Massive Amount of Radiation.J Radiat Res (Tokyo). 2010 Mar 25;51(2):145-56.<要旨> 12グレイ(Gy)の放射線をマウスに照射すると重症の胃腸障害を生じ、2週間... 詳細を見る