昨日の続き・・・
師匠の話題をもう一度したいと思います。師匠の人生を考えてみたときに、私は、印象に残っている話があります。それは彼が、20代後半の時、実は脳腫瘍なっていたということです。私はその話を聞いた時、まだ20代の前半でした。奥さんと師匠がその話をしてるのを聞いて驚きました。「師匠本当に脳腫瘍なんですか。」不思議な事に師匠の脳腫瘍はある日突然消えてしまいました。医療関係者ですから。うそではありません。その時の MRI 検査や、 CT 検査のフィルムについても話をしてくれました。大脳に大きな腫瘍がはっきりと写っていたと聞きました。脳腫瘍になって師匠は、歩行ができなくなりました。頭痛と吐き気に襲われる日々が続きました。そして、ある日、夢を見たのです。そこでは、所謂三途の川を渡っている自分の姿があったと聞きました。そして、三途の川をわたっている自分を師匠のおじいさんが、引き止め「お前は、こっちへ来てはいけない。帰れ」と言われたそうです。そして、その後、師匠の脳腫瘍はなくなりました。その後、師匠は、口癖のように言い始めました。「人生1回きり自分の思うように生きなければいけない。自分が充実する人生を行きなく... 詳細を見る