ビタミンCとDによる気分・感情改善効果@入院患者 

ビタミンCとDによる気分・感情改善効果@入院患者 ビタミンCはガン患者のQOLを高めることは以前から研究されてきていた。QOLとはクオリテイーオブライフであり、簡単に言うと患者さんの生活の質ということである。 QOLがあがるということは患者さんが生活に安らかさとか、気分の良さとか、体調の良さなどを感じるということである。同じことが通常の入院患者さんにもおきるということを発表したものだ。*******************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、入院患者において、ビタミンCとDの投与による気分・感情ストレス状態の改善効果を示した臨床研究が、カナダのグループから報告されていました。(Am J Clin Nutr. 2013 Jul 24.)急性期の病棟入院患者では、ビタミンCやビタミンDの低値が高頻度に認められます。(ビタミンCは抗酸化ビタミンの代表であり、病気の予防効果があります。急性期の病態では、ビタミンCが消費されます。また、ビタミンDも多彩な機能性が見出されており、さまざまな疾患では、... 詳細を見る

高濃度ビタミンC点滴療法と化学療法の併用で膵臓癌の生存期間が2倍に延長

所属している研究会から新しい情報が届いた。ビタミンC点滴と抗がん剤の併用で生存期間の延長が期待できる。*********************文献情報】高濃度ビタミンC点滴療法と化学療法の併用で膵臓癌の生存期間が2倍に延長──────────────────────────────────2月5日にアイオワ大学からステージ4の膵臓がんにgemicitabinと高濃度ビタミンC点滴療法を併用する第1相試験の結果がCancer Chemother Pharmacol.に発表されました。内容は次の通りです。「ステージ4の膵臓がん9例に週2回の15-125gのIVCで平均生存期間は13ヶ月と従来の5.65ヶ月を大幅に延長。1例は腫瘍サイズが9分の1に縮小、1例は15ヶ月、1例は29ヶ月生存。IVCをすることで問題となるような副作用は認められなかった。この結果は今後の臨床研究を積極的に進める価値があることを示した。」http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23381814 The following popper user interface contr... 詳細を見る

ビタミンC論争は科学的ではない。

ビタミンCと癌-科学的な論争ではない。 癌治療としてのビタミンCに関しては-混乱してはいけないのだが本当の論争はいまだ起こってない。偽情報が続いており、人が論破している研究が実際に正しいのかどうかを慎重に、そして、責任をもって読むとき、「知的な不正」が存在することが分かるだろう。国立Academy Scienceは、製薬会社金を受け取らない科学的なところである。「選択的に、癌細胞を殺して」と国立Academy Scienceの刊行物に正式に発表されるこの物質をどんなものだと思いますか?なんと興味深いものでしょう。 1978の9月Proc Natl Acad Sci U S A.;75の(9):4538-42。癌の支持療法の補足的なアスコルビン酸塩:末期のヒト癌の寿命の延長の再評価。キャメロンE、ポーリングL.要約検査は、それらのルーチンの処置と1000の一部が対照(アスコルビン酸塩を除いて同じ治療を受けた類似の患者)にマッチしたので、通常10g/日、補足的なアスコルビン酸塩を与えられた100人の末期のがん患者の寿命でできていた。患者の2つのセットは、我々の初期の研究[キャメロン、E.及... 詳細を見る

ビタミンCの大腸がんに対する臨床試験が始まりました

所属している研究会からの情報です。ビタミンCが癌に効果があるのはわかっているけれど、ドレくらい効果があるのか?それを検証する臨床試験です。現在、最先端では抗がん剤やビタミンCの抗がん力を試験できます。たとえば、乳癌のある患者に対して抗がん剤Aは何%の癌細胞を殺せるか?また、ビタミンCは何%の癌細胞を殺せるのか?と言うことが解る様になってきた。今まで数例の検査を当院でも行っているか、おおむね抗がん剤は感受性が高いもので84%程度を殺せる。ビタミンCは24~40%程度を殺せるようだ。この数字をもってして、だから抗がん剤のほうがいいとも言えないし、ビタミンCのほうが良いともいえない。やはり副作用なく、かつ効果的に癌を殺すことが大事である。少量抗がん剤療法で副作用なく癌を殺す方法と、ビタミンCの点滴が一番よいと思われる。副作用がなく、かつ効果的に殺せるからである。******************************************** ジェファーソン大学で大腸癌に対するIVC療法の臨床試験を開始──────────────────────────────────米国トーマス・ジ... 詳細を見る

癌の再発を予防することについて~ビタミンC

癌再発を予防すること従来の癌治療が癌を引き起こすという事実は、ニュースでもなく、驚くべき事でもない。以前にも紹介したが、化学療法に従事する看護婦が、間接的に、化学療法薬剤に暴露することにより癌にかかる危険性があることは事実である。そして、レントゲン技師が放射線を曝写する前に自分だけが遮蔽版の向こう側へ逃げるときに、検査される立場の患者は自分が見捨てられているように感じることだろう。この論文の著者は、私達に「リスク」を犯してでも「生きれるだけの人生を生き」、「自分に与えられたチャンスを生かしなさい」と言う。そして、私はがん患者さんにとって、この論文の意味は今までの「ライフスタイルを変える」というリスクを犯して、抗酸化物質をとるべきである。ということだと思う。マーク、レバイン博士が国立科学アカデミーに掲載した「ビタミンCが癌細胞を選択的に殺す」という論文を読んで私が思ったことである。   ***************************************************************新しい癌の脅威は、治癒のずいぶん後に潜む スティーブンPETROWによって  ... 詳細を見る