医療問題

IPS細胞の臨床創薬について

IPS細胞で臓器を作ると1500万円かかるといわれているが、創薬に関しては1500万円の経費は悪くないと思われる。それで効果がある薬ができるのならいことではないか。このように新しい技術で今まで試行錯誤が多かった部分を短縮できるのならそれに越したことは無いと思う。薬価は日本は安いのだが、新薬に関してはやはり高価である。アメリカのように医療で儲ける会社が増えることは望ましくはない。「iPS創薬」で初の最終治験、認知症「家族性アルツハイマー病」で治療効果(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース京都大と東和薬品などは3日、遺伝性の認知症「家族性アルツハイマー病」を対象に、iPS細胞で治療効果が示された既存薬を投与する最終段階の治験を開始したと発表した。iPS細胞を薬の開発に応用する「iPS創薬」で最終治験まで進んだのは初めてという。2028年以降の承認申請を目指すとしている。 【写真】iPS細胞を世界で初めて作製した日本人 対象となるのは、若年で発症しやすい家族性アルツハイマー病のうち、特定の遺伝子変異が原因となっている患者。国内患者数は約100人と推定されている。 京大iPS細胞研究... 詳細を見る

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保険診療が崩壊する日

以前から歯科にかかった時にその金額の安さに驚くことが多い。これは保険診療がいかに安価に医療サービスを受けれれるかという証拠である。僕自身のクリニックでもリハビリ(消炎鎮痛処置)だけを受けると自己負担額は300円とかになる。実際には職員がかかわってマイクロ波を当てて電気をかけて頚椎の牽引と腰椎の牽引と行い、ウオーターベッドで治療している。これだけ行って1000円少しの治療費である。自己負担が1割だと100円台である。町のマッサージ屋以下の金額だ。歯科医の治療費も驚くほど安い、歯科技工士の方の時給が600円程度というのも納得がいくほどだ。これは保険診療の限界が近いことを示している。医療機関に勤めている人はほとんどが、人のためになりたい、病気の患者さんの治療をしたい、という思いを持っている。だから産婦人科医が減ってきても自分が頑張らねばと思って徹夜で仕事している先生方もいるし、救急病院で働き方改革も関係なく長時間労度している先生方もいる。一方で研修医たちは直美といって、研修医が終わったら直接美容外科へ進む若者も増えてきた、その数以前の70倍である。9時5時の仕事で1年目から年収2000万円で... 詳細を見る