チベット仏教第2位の継承者~パンチェンラマ
ダライラマによって子供の頃にパンチェンラマ認定された青年が大卒後、普通の生活をしていると中国政府が伝えている。チベット仏教においては生まれ変わりの高僧を見つけて継承してゆくのは非常に大切な伝統となっている。不思議なことだが、まだ3歳程度の時でもうめれ変わりの子供は、自分が前世で身に着けていた僧衣や使っていた仏具を区別できるという。また、特定のマントラや鐘の音などに興味を持つという。この摩訶不思議な伝統は本来どの宗教も持っていた神秘的な一致、神のお告げ的なものでありチベット仏教徒が大切にしていたものである。これを中国政府が宗教はアヘンであるとばかりに破壊し、認定された子供を拉致監禁して普通の教育を授けてしまったのであろう。氏より育ちということわざがあるが、どんな子供でも教育の方法で思想も能力も専門性も変わってくる。このパンチェンラマは普通に凡庸な大学生になっている事だろう。当局が自由な思想や宗教教育を受けさせるわけもなく、下手したら共産主義を叩きこまれているかもしれない。共産主義は恐ろしい、思想の自由がないからである。同様に一神教で多宗を認めない宗教も恐ろしい。今世界で起きている紛争はす... 詳細を見る