医療問題, 政治経済

自粛警察、自分だけが正義と言う愚かさ

全国で自粛警察が猛威を振るっている。コロナウイルス以上に害悪である。自分だけが正しいと思いこんでいる人々は歴史上でも多大なる間違いを犯し、周囲に迷惑と苦しみを与えてきた。キリスト教信者以外は人間ではないと言って、バチカンが黒人奴隷を認めたのもその一例だし、アジア人を奴隷化しようとして西洋列強が植民地政策を実行したのもその一例である。自分が正しいという思い込みは「無知の知」と全く相反する考えである。自分の思考に間違いがあるかもしれないとおもう哲学的な反省はこれらの自粛警察人間にはないのだろう。しかし一方で自粛を守らずにコロナ感染したのに移動する人にはそれなりの罰則があっていいと思う。そのほうがこれらのリンチ私刑を行う根拠がなくなるから、本来は政府の自粛要請にも罰則規定があってしかるべきだ。しかし、緊急事態宣言はできても罰則を決めれないという法律になっていることが問題だ。ここが日本のもつ問題だろう。もし罰則規定を設けようとすると、反日勢力が人権問題をすぐに持ち出してくる。日本がかつて国家権力の暴走を止められなかった反省点だ。ここでの反省が、国家に対する反対勢力を増加させている。危機の時期に... 詳細を見る