自然治癒した患者さんの話

乳がんの自然治癒した患者さんの話です。乳がんのステージⅡ(乳がんの大きさが2cm未満か腋下リンパ節転移あり)の状態から完全に治癒しています。全くなくなってから2年以上が経っています。左乳房の腫瘤をふれて大学病院を受診し、生理検査して診断されました。ご本人的には青天の霹靂というやつでずいぶんと驚きました。健康体でやってきていたのに急に乳がんと診断されてしまったからです。まずは組織検査をしてみましたが悪性ではありませんでした、ホッとしましたがペット検査でFDGの集積が見つかったために抗がん剤投与を受けました。1回目は良かったのですが、2回目で激しい副作用に襲われ、髪の毛も抜け落ちてしまいました。そこで患者さんは勇気をもって抗がん剤を拒否しました。当然拒否するわけですから主治医はいい気はしません。主治医としたら、この治療法が政府のお墨付きを得ていてデータもしっかりしているし、自分たちの治療法が最も正しいと信じているからです。しかし、結果的に患者さんの乳がんは抗がん剤を止めました。その後ビタミンC点滴もやめてしまいましたが、その後癌は急激に大きくなり直径8cm位まで巨大化しました。その時にもっ... 詳細を見る

変形性膝関節症の治療グルコサミン・コンドロイチンは第1ステップ@ESCEO 

 ヨーロッパの学界ではグルコサミンとコンドロイチンが最初の治療として認知されているようである。日本においてはグルコサミンとはコンドロイチンは医療の蚊帳の外に置かれ、医師の裁量を経ていないところで、一部のサプリメントメーカーの重要な収益源となっている。ただし、今回の報告でもあるようにもっとも最初にしなければならない事として、減量や運動の指導が挙げられている。患者さん自身が自分の体を治癒させる、という考え方が必要でしょう。**************************http://www.dhcblog.com/kamohara/欧州骨粗鬆症・変形性関節症学会(ESCEO)から、変形性膝関節症に対する治療アルゴリズムが報告されていました。(Semin Arthritis Rheum. 2014 May 14) 今回のESCEOのアルゴリズムでは、グルコサミンとコンドロイチンが、最初のステップで試みられる選択肢にあげられています。一般に、変形性膝関節症(膝OA)に関する既存のガイドラインでは、個別の介入方法に関するエビデンスが検証され、推奨グレードが示されていますが、それぞれ... 詳細を見る

抗加齢, 太陽クリニックブログ

バイアグラのジェネリックについて

当院でもジェネリックバイアグラを取り扱うようになりました。金額は1錠1080円です。バイアグラよりも安くなり、製材も口腔崩壊錠となったため内服時に水などは必要ありません。レモン味とコーヒー味があり、メーカーのひとに味だけ入っている(薬効成分のないもの)をいただき味見してみました。私的にはコーヒーマニアですのでコーヒー味が良いかと思いました。もう一つ薬に割線が入っているために25mgに割りやすいこともメリットでしょう。25mgで効果がある方は割って使うと経済的です。(1錠が540円相当になります)浜松町第一クリニックのHPから情報を転載します。**************************http://www.hama1-cl.jp/viagrageneric/ジェネリックバイアグラの動向・・・いよいよ国内大手後発品メーカーから日本の厚労省お墨付きの正規品バイアグラのジェネリック医薬品が登場します。国内でジェネリックバイアグラが登場するには、主成分である「シルデナフィル」に対する【物質特許】と勃起不全治療の【用途特許】の2つが特許権存続期間満了になる必要があります。 ファイザー株式... 詳細を見る

若年性の心筋梗塞

去年まだ38歳のゴルフ仲間が心筋梗塞になった。詳しく話を聴いてなかったのでスルーしていたが、ゴルフのお誘いにも出てこないし仕事も忙しそうだったので話をする機会がなかったのだが、昨日当院のゴルフコンペで久しぶりにご一緒し、話を聴いて驚いた。なんとコレステロールが1000を越えているらしいのだ。確かに食生活の乱れがひどいとは聞いていたが、これほどすごい数値だとは思わなかった。ひょっとしたら家族性の遺伝性の強い高脂血症かも知れない。ともかく驚いたのが食事だった。豚ばら肉の炒め物を1kg食べたたとか、チャーシューメンに煮卵5個トッピングとか、食べたいものを食べたいだけ食べるというポリシーまで持っていた。今は食事制限もしつつ薬を毎日沢山飲んでいるそうで、気の毒だった。やはり30歳を過ぎた頃から食事には気をつけなければいけないのだなと感じ入った。ゴルフコンペ、彼のスコアは全盛期の90台を連発している頃のスコアは程遠く気の毒なほどだった。彼のグループのプレー中には毎回トラブルが起きたため仕方ないと言い訳していたがイノシシが出てきたり、3歳の子供が迷子になっていたり、コースの真ん中に大きな穴が開いてい... 詳細を見る

糖質制限食による2型糖尿病コントロール改善作用 

Ⅱ型の糖尿病の患者さんで血糖コントロール不良の方の多くが、食事コントロールをあきらめている方である。食事内容によって血糖値が以上に上がってくるのが糖尿病であるが、少々食事が悪くても血糖を下げてくれる便利な薬が沢山発売されている。食事制限で治るものを、食事に関してはほぼ放置して薬漬けにするのが現代医療といっても過言ではない。この糖質制限食は京都の高雄病院の理事長である江部康二先生が提唱されている食事方法である。結局糖尿病は食事制限に勝る治療法はないのであって薬物療法は所詮はごまかし、付け焼刃、対処療法に過ぎない。糖尿病の患者さんは自分が病気を作ってからだに害を与えていることをもっと自覚して努力不足を認識することである。厳しいようだが、ほとんどの病気は自分という精神、心が、肉体の声を無視して肉体に過度のストレスを与え続けて生じるのだから。*********************http://www.dhcblog.com/kamohara/糖質制限食・低炭水化物食による2型糖尿病コントロール改善作用を示した臨床研究が、米国のグループから報告されていました。(PLoS One. 2014 ... 詳細を見る