太陽クリニックブログ

急死のプレイメイト、死因はカイロプラクティックだった

急死のプレイメイト、死因はカイロプラクティックだった女性自身 10月20日(木)17時22分配信 カイロプラクティックは手技によって頸部通、肩こり、腰痛、などを治療する方法である。日本にはこの資格はないため、少数の人がアメリカの専門学校に留学し資格を取ってきている。日本ではほとんどが必要な研修を受けずに開業している様である。中にはほんの数日間研修と称する高額なセミナーを受けて自称「カイロプラクター」となる人もいるようである。カイロプラクテイックは基本的には危険を伴う手技である。特に頸椎に対しては猛撃矯正的なものもある。解剖学や生理学の知識がない人々が行った場合にはこのような悪い結果になることもある。頸椎は脳に近く血管、神経が通っている。また胸郭とはちがい、周りに保護する骨性成分がないため、頸椎自体がいわば外界に対してむき出しの状況だ。これは人体の構造上仕方がないことである。頸椎と腰椎は可動性が高い分、関節捻挫を生じやすく椎間板の変性や外傷でヘルニアを生じやすい。頸椎ヘルニアは一度生じたらなかなか大変な疾患である。頸椎には脳から脊髄がつながっており、ヘルニアと言えども一種の脊髄損傷である... 詳細を見る

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足趾の打撲骨折

 今日は足趾の打撲、骨折がやたら多かった。骨折は無麻酔で(ごめんね)整復してシーネで固定した。台所でとか、居間でとか、畳の部屋の段差でとか3人ほど同じ場所の怪我で来院した。怪我には注意ですね。  詳細を見る

抗加齢, 太陽クリニックブログ

ワイン・ビールと腹部大動脈瘤の関係 

こんな結果が出てきたら、お酒好きとしてはここぞとばかりに飲酒を合理化しそうですね。お酒の摂取量が一定していることが多くの人にとっては難しいことだと思われます。徐々に飲酒量が増えてゆき、止まらなくなり気が付いたら毎日ビールを350ml*4本とか、ビールの後に焼酎3杯とか、そんな患者さんが多くおられます。 一日ワイン2杯、ビール350*2本程度に抑えることができれば素晴らしいデータだと言えます。 ただし、お酒に頼らずにストレスを緩和できればそれに越したことはないと言えます。****************************http://www.dhcblog.com/kamohara/循環器学の専門ジャーナルに、ワインやビールの摂取と、腹部大動脈瘤リスクとの間に負の相関があるという疫学研究が、スウェーデンのグループ(Karolinska Institutet)から報告されていました。(Circulation. 2014 Aug 19;130(8):646-52)適度な飲酒は、健康維持に有用であるとされており、1日1~2杯の赤ワインの摂取は、ブドウ由来ポリフェノールによる抗酸化作用や抗... 詳細を見る

ネガティブな性格を科学で変える? オックスフォード大学教授の研究が話題

性格が明るいか暗いか、ポジテイブかネガテイブかで寿命が違うのは周りを見ていてもわかるだろう。見るからにエネルギッシュで常に目標を追いかけている人と、そうでない人は見るだけでもわかる。この違いを考えると前向きであるかどうかは寿命だけではなくて人生の内容にもかかわってくるだろうと想像に難くない。 この記事で紹介している書物の中で、著者は人間の性格が前向きかどうかはセロトニンで説明できるとしている。確かにセロトニン的な生き方は前向きな生き方であるというのは正しいという証左が多く出てきている。これももう少し踏み込んだのがこの書物である。 結論を言えば人間の性格は変えられる。ただし、変えようという意思をもてばである。変えようとする意思を持って、トレーニングを積めば変えることができるのだ。誰でもできる方法があるので紹介しよう。 「どんなことが起きてもこれは良いことが起きていると考えること」難しいだろうか?すべては必要であり必然であり、最善であると考える事ができたら人生にいやなことはなくなるだろう。それが前向きということではないか!!*********************************... 詳細を見る

「小児線維筋痛症」が、コエンザイムQ10の欠乏で起こることを発見――東京工科大学

非常に興味深い研究結果が出てきました。今まで当院ではコエンザイムQ10を治療に使って成果を上げてきていましたが、小児に限ってですがこのようなデータが出てきたことは喜ばしいことです。今までにも海外では同様のデータがあり、コエンザイムQ10の投与とかマルチビタミンの投与、ビタミンDの投与が有効であるとの報告があった。今回の研究では小児線維筋痛症の原因がコエンザイムQ10の欠乏であると断定している点が興味深い。また同時に、コエンザイムQ10の投与でも完全に症状が消失しない点も考えねばならない。複雑系の疾患であるためほかの代謝回路に異常があることも考えられる。***********************************http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5490東京工科大学(東京都八王子市/学長:軽部征夫)応用生物学部の山本順寛教授らの研究チームはこのたび、全身の疼痛と慢性疲労を伴う「小児線維筋痛症」(※1)がコエンザイムQ10(※2)の欠乏によって起こることを明らかに... 詳細を見る