医師不足の現実~直美(なおみではない)が70倍に増えている一方で
医師が不足している。それも救急や外科、循環器科、産婦人科、小児科などの手のかかる患者さんを診療する科目の医師が減っている。逆に直美といって研修医が終わったら美容外科に進む医師が増えている。このギャップは何だろうか?知人の子供が研修医が終わったと聞いた時に、何科に進むのかを聞いたことがある。美容外科だということだった。美容外科に行く研修医に対して何という言葉を出すべきだろうか?もしこれが、循環器科で救急医をしたいという研修医だったら、僕は迷わず賛辞とねぎらいの言葉をかけるだろう。「患者さんのために頑張ってください。医師としての使命を果たす姿勢は尊敬に値しますよ」逆に直美に進む研修医に出くわしたら何といえばいいだろうか?医師のあるべき姿は人の命を救うことであるから、美容外科に進んで楽にお金を儲けて華やかに暮らしたいというのは医師のあるべき姿とは思えない。しかし、一方でこの世は資本主義でルッキズムで政治家は裏金にまみれており、学会は製薬メーカーの寄付金に群がっている。要はお金、資本主義だ。介護も製薬も今は株主資本主義に侵されており、公金を最もむしばんでいる。たまに不正請求で見つかるが、もっと... 詳細を見る