子宮頸がんワクチンに関しては、定期健診を受けていれば発病を防ぐ確率は同じであるといわれている。ワクチン接種の副作用はひどいものがあり、摂取後30分や1時間後に症状が出るのは異常だと思われる。痛みが1時間も続くのだろうか?
恐怖、興奮、失神が痛みから起きるのだとしたら相当だろう。そこまでしてワクチンを接種するよりは不特定多数の性交渉を避けたり、検診を受けるほうが実用的だと思うのだが。

製薬会社にとってのメリットは多大だろうが、患者にとってのメリットはその負担金額を考えても大きくはないのではないか。
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興奮や失神、卒倒… 子宮頸がんワクチン接種で厚労省が注意呼びかけ
産経新聞 6月27日(水)19時33分配信
 子宮頸(けい)がんワクチンを接種した際の強い痛みによるショックから気を失ったり、倒れたりするケースが多発しているとして、厚生労働省は27日、医療機関に対し注意喚起を行った。

 子宮頸がんワクチンは平成22年11月から小学校6年~高校1年の女子を対象に接種費用の公費助成が行われている。注射は肩近くの筋肉に行われ、皮下注射の他の予防接種より痛みが強い。このため、注射そのものの痛みや恐怖、興奮などから失神したり、倒れたりする副反応が起きることがあるという。

 厚労省によると、接種後の意識消失などの症例は今年3月までに、延べ634万人に接種されたグラクソ・スミスクライン社のサーバリックスで683例、延べ約53万人に接種されたMSD社のガーダシルで129例。うち転倒して頭を強く打ち付けたり、鼻を骨折したりするなど二次被害が起きたケースも前者で38例、後者で13例あった。

 接種後30分から1時間で症状が現れることもあり、厚労省は(1)接種後の移動は医療従事者や保護者が付き添う(2)接種後30分程度はいすなどに腰掛け、安静にする-などの対策を徹底するよう呼びかけている。