新しいIPT療法だ!!と思わせる方法が見つかっている。
しかし、IPTという単純な方法でも同じような効果があるのだからIPTをもっと
もっと使ってみるべきだろう。
新しい薬になると抗がん剤の値段は跳ね上がるだろう。
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<膵臓がん>細胞を狙い撃ちする新治療法を札幌医大が開発

毎日新聞 7月13日(金)7時36分配信

 膵臓(すいぞう)がん細胞を標的に抗がん剤を効かせる新しい治療法を、札幌医大の加藤淳二教授(腫瘍内科学)らの研究チームが開発した。副作用も少なく、胃や大腸、胆道がんにも応用できるという。12日、米科学誌「プロスワン」電子版に掲載された。

 研究チームは、膵臓がんの腫瘍マーカーに含まれる糖の一種「フコース」を膵臓がん細胞が多く取り込むことに着目。フコースを付着させた脂質カプセル(直径200ナノメートル、ナノは10億分の1)に抗がん剤を挿入し、マウスに投与する実験を行った。週2回投与して3週間観察したところ、抗がん剤だけを与えた場合、腫瘍の大きさが約2倍となったが、フコース付きの脂質カプセルを投与すると約4分の1になった。大半は膵臓がん細胞に取り込まれるため、正常細胞にダメージを与える副作用も少なかった。【千々部一好】