自閉症、ニホンザルも…人間以外で初の確認

読売新聞 11/20() 10:46配信

 

自閉症と診断された人は病気である。自閉症気味と言われる人もいる。つまり診断されていないがなんだか自閉症気味だという人たちである。自分の殻に閉じこもって他人とコミュニケーションが取れない人たちだ。頭脳明晰なはずの勉強エリートにも多いし、生活能力のない生活保護者にもよく見られる。つまり能力には関係なく広く存在する。これは性格でもなく教育の問題でもない。遺伝子的な問題である。

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00050127-yom-sci

 

対人関係を築きにくいとされる「自閉スペクトラム症」と同じ症状を持つニホンザルを確認したと、自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)などのチームが明らかにした。  人間以外の動物で、遺伝子操作をせずに自閉スペクトラム症が確認されたのは初めてという。  他者の行動に反応する神経細胞がほとんどなく、遺伝子の特徴も人と共通していた。チームは「これまで謎だった自閉スペクトラム症の仕組みの解明につながる」と期待している。  自閉スペクトラム症は自閉症などの発達障害の総称で、人間では100人に1人程度いるとされる。チームは飼育中のサル1匹が人になつかず、自分の爪をかむ行動を繰り返すなど、自閉スペクトラム症に似た特徴を持つことに着目。遺伝子解析の結果、特定の遺伝子が変化した影響で、人と同じような症状が表れたと結論づけた。