米「トランス脂肪酸」全廃へ、日本での影響は?

アメリカではすでに制限されていたトランス脂肪酸がとうとう禁止になった。背景には動脈硬化を明らかに促進する働きがあることが解っており、健康志向の国民からのブーイングが上がってきたせいだと思う。翻って日本国民は本当におかしな民族で、自分たちが調べて考えるというインテリ層がひ弱なのか、インテリであっても行動しないインテリが多いのだろうか、トランス脂肪酸を禁止しろという動きはまだないと言って良い。

幸いのところ世界的に見て日本人の食事は、まだ、今のところ健康的だと言われている。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150617-00000022-jij-n_ame

米「トランス脂肪酸」全廃へ、日本での影響は?

TBS系(JNN) 6月17日(水)18時54分配信

マーガリンなどに含まれている「トランス脂肪酸」。アメリカのFDA=食品医薬品局は、動脈疾患との関連が指摘されていることなどから、トランス脂肪酸を多く含む油脂について、食品への使用を3年以内に全廃するよう通達しました。日本の対応は、どうなっているのでしょうか。  日本でも、トランス脂肪酸は、マーガリンやお菓子をつくるときに使われるショートニングなどに含まれていますが、現在、表示の義務や含有量に関する基準値はありません。  「分からないです。あまり何が入っているか気にしたことがない」  「よくニュースとか周りのネットとかでは、体にあんまり良くないとは聞くので、回数は減らそうかなと」  WHOは、トランス脂肪酸の摂取量を総エネルギー摂取量の1%未満にするように勧告していますが、日本人の平均の摂取量は0.3%と推計されていて、内閣府の食品安全委員会は、「日本人の摂取量は少なく、通常の食生活では健康への影響は少ない」としています。  「日本人の平均値に関しては届いていないので、規制が必要という状態ではない。ただあくまで平均値なので、何かをたくさん食べたりということは避けた方がいい」(管理栄養士 浅尾貴子さん)  今回のFDAの対応を受けて、食品安全委員会は、「今のところ評価を見直すことは考えにくい」としています。(17日16:59)

最終更新:6月17日(水)18時54分