IPT療法 がん治療 高知市 代替医療
昨日、新たな治療法を勉強してきた。
IPT療法、インスリン強化療法と言います。がん細胞が糖を好んで吸収するという性質を利用して抗がん剤を使う治療法です。主にメキシコの病院で使われている抗がん治療法です。
この治療法ではインスリンを使用して患者さんの血糖値をかなり下げます。いわゆる低血糖発作の寸前まで下げるのがそのポイントになります。そして、そこまで血糖値が下がったらグルコースと一緒に抗がん剤を点滴するのです。
 がん細胞は正常細胞に比べて約16倍のグルコースに対する親和性を持っています。だから飢餓状態下でのグルコースと抗がん剤のコンビネーション投与は正常細胞に対して16倍も吸収されることを意味します。
 これを使えば患者さんの正常細胞に対する障害は最低限でかつがん細胞に対する攻撃性は最大限に上げることができます。
 そして、この治療法のユニークな点は抗がん剤だけではなくビタミンC治療にも応用が利く事です。この点滴中に温熱療法を添加すればさらにがん細胞が死滅して縮小が期待できるというデータもありました。
 早速このコンビネーションを試してみたいと考えています。代替医療の進化はすごいなと感じたセミナーでした。