子供ができたら家庭のことを顧みて優しくしましょうということですね。

確かに不思議と芸能人なんかでもやんちゃだった人が結婚して子供ができて家庭を持つと丸くなるというのはよくある話です。

それをしない(できない)のがいわゆる昔ながらの芸人さんや役者さんたちだろう。芸人が家庭収まっていられるか?役者が家庭に閉じこもってどうする?などの言葉が聞こえてきそうである。

しかし、現代社会では芸のためなら家庭を顧みずに奥さんを泣かせるなんて許容されない社会になってきた。それはこういった脳の中での変換がネズミですら起こっているためだったのですね。納得しますね。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000197-jij-sctch

「父性」に必須の脳領域=マウスで特定―理研

時事通信 930()2034分配信

若い雄のマウスは子どものマウスを攻撃するが、一度子を持つと、自分の子や他の雄の子もかわいがる養育行動を取るようになる。理化学研究所のチームは、雄マウスのこうした「父性の目覚め」に重要な役割を果たす脳内の部位を特定し、30日付の科学誌に発表した。  理研脳科学総合センターの黒田公美チームリーダーらは、子マウスを攻撃する雄マウスが、雌との交尾を経て父親になり、養育行動を取るように変化する中で、脳の部位ごとに活性化の度合いを調べた。その結果、子を攻撃している時は前脳下部にある「BSTrh」と呼ばれる領域が、養育行動を取るようになると同じ前脳下部の「cMPOA」という領域がそれぞれ活性化していることが分かった。  さらにcMPOAをピンポイントで活性化させた雄マウスは、BSTrhの働きが抑制され、養育行動を取ることも判明。cMPOAは交尾をきっかけに、妊娠中の雌との同居や生まれた子との接触経験を通じて、活性化されている可能性が高いという。  黒田さんは、より人間に近い霊長類でも同様の実験を始めており、「将来的には人間の父子関係の理解や支援にも、研究成果が役立つ可能性がある」と話している。