普通に考えてもプラス思考は幸福につながっているが、長寿にも良い効果がある。
幸せホルモンを出しましょうね。

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http://rocketnews24.com/2011/03/08/%e3%83%9d%e3%82%b8%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%96%e3%81%aa%e6%80%9d%e8%80%83%e3%81%af%e9%95%b7%e5%af%bf%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%aa%e3%81%8c%e3%82%8b%e3%80%81160%e3%81%ae%e7%a0%94%e7%a9%b6%e5%a0%b1/

  • 2011年3月8日

過去に多くの研究者たちは、幸福と長寿に何からの関係があると信じ、繰り返し研究を進めてきた。米イリノイ大学の研究者は、これら160件以上の研究報告を詳細に調査したところ、研究結果に一貫性があることを突き止めた。どうやら肯定的かつ積極的な心持ちは、ストレス性のホルモンを減少し、免疫機能を向上させるようである。

同大学のエド・ディーナー教授がまとめた論文によると、幸福は疲労からの回復を早めるという。また、不安や落ち込み、悲観論は病気の発病と密接に関係しており、寿命を短くする可能性を秘めている。さらに、激しい怒りを感じたり、ストレスの多い環境では、病気になり易く、早死にする確率が高いとしている。

膨大な研究報告を調査したことについて、教授は「データの一貫性に驚いている」と語っている。そして、「圧倒的多数の研究者が、幸せな心持ちが、健康と長生きを保つと結論付けている」と説明しているのだ。

教授らが調査した論文は次のようなものだ。

・ 5000人の大学生を40年にわたって追跡調査した結果、もっとも悲観的な傾向にあった学生が、早くに亡くなった。 ・ カトリックの修道女180人のうち、20代前半にポジティブな内容の自伝を書いた人たちは、ネガティブな内容をつづった人より長く生きた。

このほかにも、多くの報告から同様の結果が得られたとのことだ。ちなみに教授の論文は、最新版の「応用心理学ジャーナル」に掲載される予定である。

参照元:The Telegraph(英文)