4月9日10日11日の週末はマスターズゴルフに熱中した。といっても朝の5時ごろから起きてテレビを見ているだけだったが、それでも現場の興奮が伝わってきた。日本勢は石川遼と松山英樹が決勝に進出し石川20位、松山27位に終わった。アマチュアの松山はベストアマチュアとして表彰を受けた。

 普段、テレビで見るゴルファーとしては石川遼がもっとも有名で今回も松山より順位も上であった。しかし、今回はあえて松山をたたえたいと思う。なんと言ってもまだ学生である。石川のように高校生のときからプロになったわけではない。しかし、ゴルフ内容も決して石川に引けをとらず、かつプロのように勝負慣れしていないことの利点でのびのびとプレーしていた。プレー中に感情が大きく揺れ動いていたが、失敗しても笑ってやり過ごすような明るさを感じた。

勝負に勝って大喜び、まけても悔しさ全開、そんな松山選手に若々しさを感じた。これから石川のようにプロになるかどうかはわからないが、プロになったらまだまだずぶとさを身に付けて上達するだろうと思われた。こうした若い選手が他国からも沢山出てきていた。優勝争いをしていた中にも20代前半の選手が数人居た。彼らが新しい時代を作ってゆく予感がする。まさにゴルフ界の新陳代謝が起きている。

一方日本の選挙結果はなんだろうか?政治や経済界は実績が物を言う。長年政治経済の世界で権力を維持してきた政治家や経済人がこの国の形を決めて動かしてゆく。だから既得権に配慮して徐々にしか政治や国のあり方は変わらない。

今回の選挙で東京都の石原都知事が4選を果たした。大阪維新の会が過半数を取った。名古屋は減税日本などが過半数を取れなかった。高知は相変わらず県民の選挙に対する意識が低く恥ずかしい結果だった。史上最低の投票率というから、本当に自分が住んでいる高知県にさえ興味がないのだ。同じ県に住んでいる人間として情けなく、かつ高知県民は教養がなく知性に劣る人間が多いのだろうと容易に想像されて悲しかった。

やはり世界を変えてゆくのは年をとってもとっていなくても自ら変わろうとして行動する人間だと思う。その点で石原都知事が電力に関して自動販売機とパチンコの廃止を選挙中に言いだしたのは画期的なことだろう。当然経済界と在日朝鮮人の経営者達との軋轢をわかってのことだろう。保身を考える政治化にはいえないことだ。今の日本を変えるためには保身を考える政治家ではいけない。石原都知事の人気が高いのもうなづける気がする。 

石川20位、松山は27位で終える…マスターズ

読売新聞 4月11日(月)2時58分配信

 【オーガスタ(米ジョージア州)=萱津節】男子ゴルフのメジャー第1戦、マスターズ・トーナメントは10日、オーガスタ・ナショナルGC(7435ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、首位から4打差の2位でスタートしたシャール・シュワーツェル(南アフリカ)が、1イーグル、5バーディー、1ボギーの66で回り、逆転優勝した。

 シュワーツェルは米ツアー初優勝。3日間トップだったロリー・マキロイ(英)は後半に大きく乱れ4アンダーで15位に沈んだ。タイガー・ウッズ(米)は、スコアを5つ伸ばし、10アンダーで4位に食い込んだ。

 3年連続出場で初めて決勝に進んだ石川遼は終盤にバーディーを重ね1イーグル、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの通算3アンダーで、メジャー自己最高成績となる20位に入った。日本人アマ初出場の松山英樹(東北福祉大)は、4バーディー、6ボギーと出入りの激しいゴルフとなり、通算1アンダーで、27位だった。予選通過のアマは一人しかおらず、松山がベストアマに決まった。

最終更新:4月11日(月)8時3分