エピジーン、精神神経免疫

がん発症原因の大半はDNAの複製エラー

がん発症原因の大半はDNAの複製エラー   この研究発表の持つ意味は大きいだろう。肺がんや乳癌、前立腺がんなどの多くの人々と関連するがんが実はDNAコピーの間違いから起きていて環境や遺伝が関係ないとしたらどうするだろうか?しかし、この遺伝子のコピーという考えがまた難しい。遺伝子のコピーはDNAをRNAがコピーして転写して作ってゆくのだが、その過程でどんなトラブルが起きるのだろうか?やはりここでも精神的ストレスや外部からの物質的ストレスによって体内の情報伝達物質に異常が出ることが大きな要因ではないだろうか。ここで精神神経免疫学の考えで行くと、情報伝達物質はすべて脳および心から発しているので量子論的な順番で考えたら、心=意思によって変化する。病気は心に相当依存していると思えるのだ。  http://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v14/n6/%E3%81%8C%E3%82%93%E7%99%BA%E7%97%87%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%AE%E5%A4%A7%E5%8D%8A%E3%81%AFDNA%E3%81%AE%E8%A4... 詳細を見る

統合 医療

iPS細胞でサルのパーキンソン病症状が緩和

iPS細胞でサルのパーキンソン病症状が緩和   パーキンソン病の患者にとっては朗報だ。ただし、ESなら作成費用が安く済むが免疫抑制剤を使用しなければならないという問題があり、IPSなら一人5000万円と言われている費用が掛かるという問題がある。ヒトHLA型の中でも比較的分布の多いHLAに限ってIPS細胞を大量に作るのがその経済的な合理性の様である。結局は免疫抑制剤を使用しなければならないが、すべてが発癌になるわけではないからその部分のデメリットは目をつむろうというわけである。確かにそれが合理的だと思う。http://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v14/n11/iPS%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%81%A7%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3%E7%97%85%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%81%8C%E7%B7%A9%E5%92%8C/89718Nature ダイジェスト Vol. 14 No. 1... 詳細を見る

統合 医療

抗体はドーパミンを介して作られる

抗体はドーパミンを介して作られる   非情に興味深い。勿論ドパミンだけが抗体産生のシグナル伝達物資ではないだろうが、有力候補であることはよくわかった。ならば、パーキンソン病の患者たちが免役抗体の産生に不自由していて感染症にかかりやすいというデータはあるのだろうか?臨床に携わっているとついついそう考えてしまう。確かにパーキンソン病の患者は長生きはしないとは思うので、かつ現代の死因の多くは癌や動脈硬化症がベースになっていることも事実である。そこの部分の統計データがあると理解しやすいと思う。 **********************************http://www.natureasia.com/ja-jp/ndigest/v14/n10/%E6%8A%97%E4%BD%93%E3%81%AF%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%92%E4%BB%8B%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BD%9C%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B/89183Nature ダイジェスト Vol. 14 ... 詳細を見る

サプリメント療法, 未分類

ALSとメコバラミンというビタミン剤

ALS抑制薬、徳島大が治験開始…21年の製造販売承認目指す ALSに関するこのメコバラミンの効果については製薬会社からは申請が取り下げられているという事実がある。ひょっとするともともと利益の薄いビタミン剤であるからビジネス的においしくないと判断があったのかもしれない。もとより特許もないからである。 11/8(水) 13:52配信読売新聞(ヨミドクター)https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171108-00050027-yomidr-sctch 徳島大学は7日、全身の筋肉が衰えて呼吸などが難しくなる難病「筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症」(ALS)の患者に、手足のしびれの治療などに使われる薬「メコバラミン」を投与する臨床試験(治験)を開始した、と発表した。 病気の進行が抑制できるか確認する。2021年初頭の製造販売承認を目指す。 全国19医療機関で、発症1年以内の患者128人を集め、本物の薬と偽薬の2グループに分けて16週間にわたり、週2回の筋肉注射を行い、経過をみる。 メコバラミンでは、06年から7年半にわたり、患者370人が参加した治験が行われ、6... 詳細を見る