マイヤーズ・カクテル点滴療法 症例

16歳 男性

2年間の喘息の病歴があり、この1年間は発作により救急外来を20回受診。食物アレルギー(+)。その後は栄養療法とサプリメント療法で安定した。静注後2分で改善。その後も発作が起きたが、そのたびに静注で改善した。

しかし、一度、人工着色料の摂取がきっかけと思われる重度の発作が起き、3回の静注でも改善せず入院をした。このようなことがあってもなお、家族はマイヤーズ・カクテルの方が標準的な治療よりも効果があったと述べている。

69歳 女性

1年前から咳が止まらなくなることがあった。近医で咳喘息と診断された。内服、ステロイドの吸入にても咳が止まらず、呼吸器専門医に診断を受けるが投薬に変化も無かった。36時間咳が止まらず点滴療法を受ける。

点滴を始めて10分で咳が止まり、2日ぶりに眠れた。

44歳 女性

環境化学物質に晒されたり、食物アレルギーによって、しばしば片頭痛の発作を起こしている。抗アレルギー薬は無効であった。

マイヤーズ・カクテルを6年間70回実施し、酷い時を除き、数分以内に症状が軽快。

48歳 女性

頚部、背部、腰部、左腕に筋肉痛と関節痛が6年間も持続していた。炎症所見があり、慢性関節リウマチと繊維筋痛症が最も考えられた。

静注終了直後には6年間で初めて痛みから開放された。その後連日投与から徐々に間隔を空けて、現在は月1回の治療のみである。食物アレルギーであることからアレルゲンとなる食品を除外した。また白砂糖の摂取と筋肉痛が関連があり、漂白砂糖を摂らさないようにしている。

44歳 男性

1日12時間仕事を頑張っているが、疲労感によりスポーツ活動が十分に出来ない。30分のウェイトトレーニングで、ばててしまう。

治療後、12時間の仕事の後、ウェイトトレーニング90分しても疲れがなくなった。