国立感染症研究所は3/28に新型コロナ感染症に関して、エアロゾル（空気）感染を認めました。昨年春からWHOやCDCではエアロゾル感染を認め、アメリカ最高裁でもマスクの着用義務はないことが示されていました。日本でも1年遅れてエアロゾル感染を認めました。

マスクの着用で防げるのは飛沫感染の場合です。エアロゾル感染の場合、マスク着用でも感染は起こりうることを示しています。

これを鑑みて、当院ではマスク着用は発熱、咳、くしゃみがある方にのみお願いしたいと思います。マスクの着用は感染予防の科学的根拠を有しないので、強制は致しません。

また、院内で他の患者様に対してマスクを強要する発言があった場合、「強要罪」となる可能性がありますのでご注意ください。診察を滞りなく進めるため、どうぞ皆様ご協力頂けますようお願い致します。

参考：国立感染症研究所