医療問題

統計から考えるコロナ対策

医者としてコロナの対策には納得いかないこともあるが、日本の対策はよくできていると思う。欧米で医療崩壊した大きな原因は大衆がパニックを起こして病院に殺到し、そこでクラスター感染し、重症者が増えてICUが回らなくなったことだろうと思う。その点、日本は厳格に重症と軽症とを区別し治療している点はよくできていると思う。それでもICUが稼働限界に達しつつあるというからまだまだ気は抜けない。そもそも外出や他人との接触の自粛は老人を視点で語られるべきだと思う。今回の弱者は老人である。老人自体の外出は厳しく制限して、老人と接する人の振る舞いも厳重に制限するべきだ。老人施設の職員は飲みに出るなど論外だし、毎日の仕事上での感染防止対策は厳重にするべきだ。また、老人と同居している人も同様に制限しなければ、感染防止対策を厳重にしなければどんどん重症者が増えてしまう。そういう視点で対策を実行するべきである。ここからは医者としてより、一般の市民として経済に関心があるものとしての視点だ。コロナで自粛がされているが、経済が心配である。ウイルスの根絶する前に人間の活動が自粛を続ければ、経済が大不況になってしまう。大不況に... 詳細を見る