統合 医療

オゾン療法の問題点と代替医療について

オゾン療法の問題点と代替医療について現在、令和元年11月11日において、バッシングは収まりつつあるものの、オゾン療法に対しては逆風どころか、否定の嵐が巻き起こっている。僕のクリニックではオゾン療法は行ってこなかった。一応セミナーにも足運び実際に自分が被験者にもなったにも関わらず、患者さんに治療として行うにはどうかなと否定的な予感がしたからだ。それはエビデンスレベルにおいてと言うよりも、そのオゾン療法の普及の方法に疑問を抱いたからだ。簡単に言うと、効果を検証する事よりも患者さん受けがいい、つまり静脈血がオゾンを添加することで鮮血色に変わることに話題が移りがちだったからである。エビデンスレベルが低いのは代替医療ではよくある事である。たとえば催眠療法などの心理療法でもエビデンスがあるとはいいがたい。ビタミンC点滴療法で癌に対する効果はとても弱い抗がん剤並みである。だからエビデンスレベルは高いとは言えない。それはプラセボ効果を医療が認めない事でもわかる。プラセボ効果は必ずあるし、それを利用すればある一定の患者さんは薬がなくても治癒するのであるが、それを医療とは呼ばないのと同じか似ている。つまり... 詳細を見る