統合 医療, スポーツ医学

グルコサミンによる変形性関節症での最終糖化産物受容体(RAGE)発現抑制効果

グルコサミンによる変形性関節症での最終糖化産物受容体(RAGE)発現抑制効果 グルコサミンは軟骨を作るのではなくて、関節軟骨の滑膜炎、骨髄炎を抑制する作用があることが確認された。テレビなどでは軟骨が再生するかのように宣伝され、近所の頭の固い医師からはなんの効果もないと無知ゆえの断言をされて患者さんは困っていることだろう。 真実は意外な場所にある。*****************http://www.dhcblog.com/kamohara/リウマチ学の専門ジャーナル(電子版)に、グルコサミン投与による変形性関節症での最終糖化産物受容体(RAGE)抑制および滑膜リモデリングへの働きを示した臨床研究が報告されていました。(Rheumatol Int. 2013 Feb 27.)グルコサミン(塩酸塩・硫酸塩)は、変形性膝関節症の予防や症状改善効果、膝関節置換術リスク低減効果が示されており、十分なエビデンスが構築され、関節対策のサプリメントとして広く利用されています。(日本では、GAIT1のネガティブデータが短絡的に引用されることが多く、混乱していますが。)作用メカニズム... 詳細を見る

スポーツ医学

αリポ酸の抗酸化作用による運動障害抑制作用

αリポ酸の抗酸化作用による運動障害抑制作用酸化ストレスを軽減すると言うことである。運動は適度に行うのが健康には良いが、過度の運動の方が面白いという側面もある。例えば、格闘技である。体を傷つけ合い、相手を痛めつけるために自分の肉を切らせて骨を断つという、戦略が必要な世界だ。 運動に関する価値観はそれぞれだから、何が良いとか悪いはないが、もし病気にならないための運動、健康お維持のため、健康増進のための運動という観点では、適度に心拍数を上げて、適度に成長ホルモンが出る筋肉の損傷が起きる運動が好ましいと思う。*****************http://www.dhcblog.com/kamohara/今月のスポーツ医学の専門ジャーナル(電子版)に、αリポ酸の抗酸化作用による運動時の酸化ストレス障害抑制作用を示した臨床研究が、イギリスのグループから報告されていました。(Med Sci Sports Exerc. 2013 Mar 6)αリポ酸は、抗酸化作用を有する機能性成分の一つで、体内ではミトコンドリアで産生されます。サプリメントとしてのαリポ酸は、抗酸化作用を介した機能性が示されており、... 詳細を見る

HSP熱ショック蛋白がシワを予防できるらしい

HSP熱ショックタンパク質の働きで皮膚にシワができないことがわかってきた。この働きを元に考えると、シワの予防に使えそうである、また同時にHSPは組織の修復に役立つから、様々な疾患で行ってみる価値がありそうだ。慢性疼痛やリウマチ、そしてガンなどの難病の患者さんにはしばしば行われている事からも統合医療的にはおこなう価値があるのではないかと思う。*****************************http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120808-00000005-mycomj-sci42℃のお風呂に入った後は紫外線によるシワができにくい! -慶応大などが発見マイナビニュース 8月8日(水)9時10分配信慶應義塾大学(慶応大)は8月7日、熊本大学、名古屋大学、再春館製薬所との共同研究により、マウスの皮膚をお湯につけることでシワを防げること、同時に熱によって体内で増える「熱ショックタンパク質70(HSP70)」が重要な役割を果たしていることを発見したと発表した。成果は、慶應大慶應大学薬学部の水島徹教授らの共同研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、皮... 詳細を見る