PRPなど膝関節痛2療法を導入 静岡リウマチリハビリ病院

 

PRPにより治療が各地で行われてきた。PRPとは何かであるかは以下にも書いているが、基本的には自分の血液の中の成分であるから、重篤な副作用などはないのが特徴である。

老化による関節症、けがによる靭帯損傷、半月板損傷、などに効果がある。当院でも厚労省の認可がおりれば来年早々からこの治療が始まる。

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2019/3/28 08:11

https://www.at-s.com/news/article/health/shizuoka/616173.html?news=670924

自分の血液を使って治癒を促す「PRP」の精製過程=静岡市葵区の静岡リウマチ整形外科リハビリ病院

 

自分の血液を使って治癒を促す「PRP」の精製過程=静岡市葵区の静岡リウマチ整形外科リハビリ病院

 

静岡市葵区の静岡リウマチ整形外科リハビリ病院は4月にも、再生医療の一つで膝関節痛などに効果があるとされる「PRP」と「APS」の2療法を導入する。27日までに厚生労働省から認可を受けた。静岡県内2施設目、中部地区では初。

PRPは自分の血液から抽出した血小板などを凝縮して患部に注射し、組織修復能力を引き出して治癒を促す。APSはPRPをさらに凝縮して効果を高める療法。PRP療法はスポーツによる慢性腱炎(けんえん)や炎症に効果があるとされ、過去に米大リーグの大谷翔平選手らが受けた。APS療法は主に高齢者に多い変形性膝関節症に適応する。

同病院によると、治療は「採血から注射までを一度の診療で済ませることができる」という。いずれも保険適用外で、費用はPRP療法が10万~15万円、APS療法が25万~30万円。