PRP療法という言葉を聞いたことがあるだろうか?MLBの大谷選手が昨年肘の手術を受けました。手術前にPRP療法で治療したという記事もあったと思います。

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https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/201806090000308.html

エンゼルスの大谷翔平投手が行ったPRP(プレートレット・リッチ・プラズマ=多血小板血漿)注射とは、再生医療の1つで、自身から採取した血小板を集めて患部に注入することにより、自己修復力を高めて損傷部分の回復を促すというもの。 大谷は昨年10月にも同じ右肘にこの治療を行っている。

また、ヤンキース田中将大投手もメジャー1年目の2014年にこの治療を行っている。「右肘靱帯(じんたい)の部分断裂」の診断で、7月9日に故障者リスト(DL)入り。田中は手術を回避し、同14日にこの注射を行った。復帰したのは2カ月半後の9月21日。5回1/3を1失点にまとめ、復活の白星を挙げた。

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この治療法の良いところは軽い靭帯損傷などであると手術に拠らなくても創傷の治癒が行われてしまうところである。完全断裂などは手術に拠らなければ治ることはないと言われているが、軽度の靭帯損傷などはPRPの注射で治癒するのである。

当院ではこのPRP療法をスポーツ医学の治療法の一種として患者さんに施術する予定でいます。厚労省への届け出が済み次第クリニックのホームページにて発表したいと思います。