昨日の夜は風邪から立ち直って、治りすぎて元気になりすぎて夜トレーニングしたにもかかわらず全く疲労感がなかった。
 おかげで眠れなかったのでオバマ大統領の演説を聴くことができた。それよりも何よりもアメリカ人の底力というか、希望とか未来とかに対する素直な熱狂を感じることが出来ました。
 ワシントンの気温はマイナス7度とか・・・・・・、そんな寒い中全米から人々が集まってきて新しい歴史の変化の現場に立ち会いたいと200万人にも上る人たちが集まっているではありませんか。
 マイナス7度のなか演説を聴きたいからとテントに寝袋で泊まっている若者の笑顔が驚きでした。私も学生時代は山奥にテントをはりそこから大学に通っていた時期もありましたので寒さの辛さは知っている積りです。
 マイナスになると寝袋のなかも特に足元が冷たくなってきて、なかなか眠れないものです。テントの中で暖房は危ないし、風が吹いてテントの中も寒いのが実情です。
 それなのに、このアメリカの若者はすごいなと!!心底感心しました。国民的にも夢や希望や未来への展望といったものを大切にする気持ちがあるのでしょうね。その点では素直にアメリカの力をかんじます。

 反対に日本はどうでしょうか?昨日お昼休みにたまたま国会で首相と日本新党の議員との質疑応答をしていましたが、ばら撒きといわれている給付金をめぐっての首相の答弁ものらりくらりとしていました。
 質問した議員からは国民を無視した行動を非難され、諭されいましたが全く懲りてない感じでした。国民の80%近くが支持しない首相でも日本は国家を運営できるんですね。
 国民の視点がなく、未来の日本という観点もない政党が日本人の未来を決めていることにむなしさを感じているのは私だけではないでしょう。
日本人は未来や希望や夢といったものをどれだけ感じているのでしょうか?

これは医療に当てはめても当たっています。
代替医療には日米問わず多くの患者さんが関心を持っています。アメリカのガン患者さんも日本の患者さんも代替医療に通常医療と同程度までは行かなくてもかなりの金額を支払っていると聞きます。
 実際に代替医療とか統合医療の治療はマイルドで副作用がすくなく、それでいて組み合わせればかなりの効果があるものが多いので当然だと思います。

しかし、日本の代替医療を取り巻く環境はあまり良いものではありません。大学病院、がんセンター、医療センターと呼ばれる公立病院ではなかなか代替医療を認めてくれません。
 勿論日本の医療制度に縛られているのですが、縛られていなくても医師の多くのメンタルが自分達の治療以外は認めない、というかたくななものなのです。
 しかし、患者さんは確実に代替医療を求めています。

 ここに言う代替医療とは私が現在行っているがん治療であり、喘息の治療であり、統合失調症の治療などであります。
一般に言われている代替医療は、本当に医療なのか分からないものが殆どです。そこにも問題があります。効果が上がらないサプリメント、怪しい機械器具、こういったものでどれだけ効果が上がっているのか?これは判定が難しいのですが、私は医師でなければ出来ないような治療を提供したいと考えています。

 医師以外が提供できるものはどうしても営利的なものが中心になるからです。医師は全ての人が患者さんの為に頑張っていると私は信じています。だから、医師の下で受けられる代替医療を学びに行き、お互いに刺激しあい頑張るのが代替医療をする医師の使命だと思っているのです。