エピジーン、精神神経免疫

長寿の秘訣

スーザン・ピンカー: 長寿の秘訣は周囲の人との交流かも2017/11/7(火) 13:02配信 TEDという番組でカナダ人心理学者のスーザンが聴衆にむかって長寿の調査結果を話していた。長寿の完全な方程式はないだろうが、イタリアのサルデニア島の100歳以上の長寿者たちの生活様式からみちびきだした答えは実に人間らしいものだった。長寿を左右する習慣や食事などは何か?遺伝子はどの程度影響するのか? 長寿の秘訣 社会的統合 親し人がいるかどうか 飲酒喫煙 インフルエンザワクチン 運動 肥満と痩せがその結果の様である。 これを見ると、人間の心が体に及ぼす影響がいかに大きいかがわかる。実際に自分とかかわる人をどれだけたくさん持つのか?そしてどれだけ接触する回数が多いのか?社交的で人を嫌うことなくうけいれ、楽しく頼み事もできて心やすく付き合えるかが非常に大切であるという事実である。 医者は常々、食事や運動、医療が長寿の原因であると考えかちであるが実際の長寿者は他社とのつながりをうまく保ち、おそらくは心の状態をポジテイブに保っている人たちであることがわかる。  **********... 詳細を見る

統合 医療

統合失調に対するナイアシン療法について

統合失調に対するナイアシン療法について オルソモレキュラー医学界からのニュースレターで以下の論文が紹介されていた。オルソモレキュラー医学とは栄養素によって疾患の治療をする学問のことである。古くて新しい医学ともいえる考え方だ。一般的に医師は薬によってしか治療しない。薬以外の食事療法などは馬鹿らしいと考えており、民間療法だと否定しがちである。しかし、オルソモレキュラー医学は確実に発展しており、栄養素が人体に与える影響について研究を続けている。 その結果、今までの薬で治せなかった疾患を栄養素で治療する道筋を徐々に作りつつある。一方で、栄養素の治癒力は弱く、薬の開発によってその治療法がなくなることもあると思われる。昔の漢方薬がそうだ。いまだに漢方薬は保険適応があるが、医療全体でいえば徐々に使われなくなってきている。しかし、一般の薬自体も古いものは薬局の隅に追いやられ新しい、より効果のある、より副作用の少ない薬にとってかわられている。これは医学の進歩でありこの流れは止まることがない。同時に、栄養素が疾患の治療に利用できることもまたゆるぎない古くて新しい事実であり、しばらくは共存するものと考えられ... 詳細を見る

ダイエット外来

ダイエットのために運動しても体重がほとんど減らないのはなぜ

ダイエットのために運動しても体重がほとんど減らないのはなぜ?|大量の論文を読破してわかった「10の事実」 From Vox (USA) ヴォックス(米国)Text by Julia Belluz and Javier Zarracina 途中からは有料記事になるので掲載できませんが、この論文の言いたいことはわかります。結論を言うと、運動では痩せないと言う事でしょう。そういうと語弊がありますが、運動だけでは痩せないと言いなおしたいと思います。 我々の体はカロリー消費を体細胞に依存しています。この時に言う細胞は血液や脳細胞をも含みます。意外に思うかもしれないのですが、脳細胞も非常に多くのカロリーを消費します。一日の消費カロリーのうち脳の消費は基礎代謝が1500kカロリーだとすると約20%の300kカロリーになると言われています。臓器が約40%で600kカロリー、その残りが筋肉というわけです。筋肉の消費カロリーは変動するので、運動しない日は沢山使われないし、運動した時にはその運動に応じて使われます。運動で消費するカロリーは意外に少ないのも事実です。マラソンを1時間してもせいぜい500kカロリ... 詳細を見る