全世界75%のタミフルを消費する日本人、インフルエンザになる前に知っておくべき薬の話 - Credo ニュース解説メディア

 

日本人の薬信仰は熱烈と言ってもいいくらいだろう。世界の1.5%の人口しかいない日本人が世界の75%のタミフルを消費しているなんて信じられない!

製薬メーカーの言いなりになっている日本人の姿がここにある。

基本的に世界では風邪やインフルエンザは寝ていれば治る、という考え方で対処している。勿論薬を使おうが使わまいがそれは個人の自由である。

しかし、自由の前提条件は使う事と使わないことの両方のケースを知り、検討する能力がある場合だ。子供や痴呆の方にはその判断はできないからだ。

そう考えると日本人は薬の効果が発熱が約6時間短くなるというメリットのために薬を飲んでいることになる。6時間のために薬害があるかもしれない薬を飲むと言う事である。

私自身は予防接種もしないし、家族にもさせない。ワクチンの中に含まれるアジュバンドの蓄積毒性に懸念を抱いているからだ。また、インフルエンザになっても薬も飲まない。薬の長期毒性や蓄積毒性の相互作用を恐れるからだ。人類はこれだけ大量の薬をたったの100年で投与するようになった。こういう人工の薬品に対する適応は遺伝子的にもできるはずがない。私はそういう意味では自然療法医であり自然療法を実践している家族を持っている。

幸い、この季節は毎日インフルエンザの患者から咳を浴びせかけられているが罹患したことは一度もない。予防接種もしないし、薬も飲まない。これが最大の健康法だと思っている。周りの医者や薬剤師も予防接種しないし薬も飲まない人が多い。

製薬メーカーを数多く経営している世界の支配者と言われるデビッド・ロックフェラーさんも101歳になっても健康でピンピンしているが、薬は一切使わないそうだ。ホメオパシーを信じて実践しているらしい。イギリスのエリザベス女王やその一族も薬は使わずにホメオパシー専門医にかかっているようだ。なるほどなるほどと思う。

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http://blogos.com/article/100602/

「インフルエンザだったら、必ず薬(抗インフルエンザ薬)を飲む必要がある」そう思っている方は多いのではないでしょうか。 実は、このような認識があるのは日本ぐらいです。本記事では、この抗インフルエンザ薬(※)における日本と世界のずれについて紹介します。 ()抗インフルエンザ薬とは?:インフルエンザウイルスの体内での増殖を抑えることで、インフルエンザを治療する薬のこと。タミフル、リレンザ、イナビルなどがある。

■圧倒的にタミフルを消費している国、日本

日本は、抗インフルエンザ薬の代表である「タミフル」の世界消費量の約75%を占めており、2位の米国の約20%を大きく離してダントツ1位です。日本では、他の国に比べて圧倒的に多くの抗インフルエンザ薬が処方されているという事実があります。 日本で行われていることは、世界から見たら一般的ではないのです。下図は、1999年から2007年までの各シーズンごとの世界のタミフル処方量のグラフです。日本が圧倒的に多いことがわかります。

■インフルエンザ治療が必要な人

なぜ、このように日本では抗インフルエンザ薬が多く使用されているのでしょうか。それは本来投与しないでも元気になる可能性が高い人たちに対しても薬が処方されているからです。 他の国は、タミフルを多く使用することでインフルエンザが耐性を獲得し、タミフルが効かなくなってしまうことを懸念して、必要最低限の使用にとどめるという方針をとっています。 基本的に健康な人であれば、インフルエンザは自力で治すことができます。治療対象となるのは、気管支喘息、糖尿病、慢性の心臓病など持病がある人やリスクの高い年齢の人です。 米国CDCCenters for Disease Control and Prevention, アメリカ疾病管理予防センター)が提唱する抗インフルエンザ薬を使用すべき対象は、 ・入院を必要とするような重症な人 ・65歳以上の人、5歳未満、特に2歳未満の小児 ・妊婦 ・気管支喘息、糖尿病、慢性の心臓病など持病がある人、HIVなどによって免疫力が落ちている人 です。みなさんは、この項目のどれかに当てはまるでしょうか?いずれにも当てはまらない場合、抗インフルエンザ薬の投与は必須ではありません。(必要に応じた解熱薬の使用や安静、水分補給など一般的な対処は必要です。) ただ、確かに抗インフルエンザ薬は症状がある期間を短くします。この効果を考慮して、日本では本来投与が必須ではない人に対しても、処方されているケースが多いと考えられます。では、その効果とは一体どれほどのものでしょうか?

抗インフルエンザ薬の効果と副作用

どのような薬にも、効果と副作用が起こりえます。まず効果から紹介します。色々な研究結果をまとめた報告では、「健康な成人に投与した場合、タミフルは、症状がある期間を7日から6.3日に短縮する」という結果がでました(もちろん、個人差があります)。 一方で、タミフルを投与したところで入院率や肺炎、気管支炎、中耳炎の発症率は減らないということも示唆されました。この76.3日の変化を大きいと捉えますか?小さいと捉えますか? 副作用の代表的なものは、嘔気です。タミフルを内服した場合、3.6%程度出現率が上がるという報告があります。また、「飛び降り」などの異常行動も話題になりました。これについては因果関係は不明としながらも、原則的に10歳以上の未成年に対してはタミフルを使用しないようにと厚生労働省も警告しています。

■天秤にかけるべきこと

抗インフルエンザ薬を使うか使わないか、どちらが絶対に正しいということはありません。「治療効果」 vs「 副作用の可能性、ウイルスの耐性化の可能性」の天秤の問題です。もちろん、新型インフルエンザの出現や病原性の高いインフルエンザウイルスが大流行している状況など、特別な状況があればこの天秤はいくらでも揺らぎます。 米国では、インフルエンザ対策として予防接種が最も有効だとして、推奨しています。これは個人の感染を防ぐだけではなく、先ほど挙げたようなインフルエンザが重症化してしまう可能性のある人たちへのウイルスの広がりを抑えるという意義も持ちます。 個人の天秤と社会の天秤をイメージしながら、医療と関わっていくことが重要です。 参考文献一覧 75%のタミフルを消費する日本人、インフルエンザになる前に知っておくべき薬の話 』

1, Tashiro, Masato, et al. 2009, “Surveillance for neuraminidase-inhibitor-resistant influenza viruses in Japan, 1996–2007,” Antivir Ther 14: 751-61.

2, Centers for Disease Control and Prevention, 2014, “Treating Influenza (Flu),” Atlanta: Centers for Disease Control and Prevention, (Retrieved December 4, 2014, http://www.cdc.gov/flu/antivirals/index.htm).

3, Tom Jefferson, et al. 2014, “Neuraminidase inhibitors for preventing and treating influenza in healthy adults and children,” The Cochrane Library.

4, 厚生労働省, 2014, 「インフルエンザQ&A, 厚生労働省ホームページ, (2014124日取得 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html)